ランチェスターの法則とは何か、どのように学ぶべきか、実践するとどうなるのか。ランチェスター戦略コンサルタントが解りやすく解説します。

このブログは当社代表の福永が、コンサルティング活動をするなかで、感じたこと、考えたこと、学んだことを書いていきます。お手伝いしている企業の成果を上げていくためのコンサルタントの頭の中身、いわば「ネタ帳」です。結果として、ランチェスター戦略理論と、その実効性を強化することになります。お役に立てば幸いです。


働く人に使命感をもたせる「真善美」

  2016年06月26日


・あなたは何のために仕事をしているのか?

・わが社は何のために存在しているのか?

・なぜ、わが社は競争してナンバーワンにならなければならないのか?

仕事観、経営理念、競争の哲学・・・といった使命感の確立なくして、働きがいなし。働きがいなくして、業績向上なし。使命感は仕事の土台である。
土台があって戦略の実効性が高まる。困難を乗り越える原動力となる。

では、その使命感をいかにして持たせるか?

私(福永)はお手伝い先企業の方々と、使命感を考えるにあたり、「真善美」という言葉を使うことがある。

哲学用語の「真善美」を経営に応用する

「真善美」とは哲学用語で、人間の理想や追求目標となる普遍的な価値観である。「真」は学問や知性の、「善」は道徳や意思の、「美」は芸術や感性の、理想の姿を示す。

逆の言葉と対比させると、わかりやすい。「真⇔偽、善⇔悪、美⇔醜」。

「真善美」をビジネスパーソン向けに、かみくだくと、こうなる。

・真 : わが社と、わが社の商品・サービスは、本物で、正しく、一番役立つ「真」である。

・善 : 「真」を普及させることは、世のため、人のためになる「善」である。顧客や社会に喜びをもたらす行為である。

・美 : 「善」を行う私たちは、尊く、美しい。「美」である。

天職である。険しい道のりであっても、情熱をもっ

て取組み、使命を全うし、理想を実現しよう。

勘どころは、「真」である

経営では「真」があって、「善」と「美」が成り立つ。勘どころは「真」の確立である。

まず、経営者は、自らの経営思想を磨き上げ、理念を確立し、情熱的にそれを追求し、組織の隅ずみまで、浸透させること。次に、全社一丸となって、わが社の商品・サービスを磨き上げ、理論武装し、絶対的な自信をもつこと。

つまり、

わが社の存在意義を確立し

わが社の商品・サービスの優位性を確立することが

「真」である。

「真」であれば、「善」と「美」はついてくる。
経営の場合は、「真」でなければ「善」も「美」も成り立たない。